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kannivalism LIVE

2010年3月30日 she said ,under the helios. at 中野サンプラザ


レポートではないです。
記憶違いありの個人的な日記です。感想です。

長いです。






kannivalism LIVE

2010年3月30日 at 中野サンプラザ

晴れ。
kannivalismのイベントは天気に恵まれない印象が何故か強い。
しかし3月30日は晴れ。
ただ、風が強めで3月末にしては寒い日だった。

JR中野駅を降りるとすぐに中野サンプラザの建物が見える。
歴史があるが、外観はガラス張りのお洒落なホール。
建物にはホールだけでなく、ホテルや飲食店なども入っている。

グッズ販売開始予定時刻は16:00。
16時前に着くと、建物に入ってすぐの階段に人の群れ。
100人以上はいたが、整列はなされていない。

16時近くになると、
係の人がなんとなく階段上で人を固めて列もどきを作り、
階段に入りきらなかった人たちを建物外に誘導して、
1列4人くらい?で整列させる。
グッズ販売開始時には外にも100人程度並んでいただろうか?

12月のライブとは異なり、始まってしまえばスムーズなグッズ販売。
(外で並ぶにはかなりの寒さだったが。)





18時開場。
グッズ購入に並んだ階段を上り、2階が入場口。


入場後のロビーでは、BrandXの出店で、
CDに先着購入特典としてミニサイン色紙(3名。3.30の日付入り、後半になると日付なし)
「鬱病ロッカー」に先着購入特典としてサイン入りポスターを付けて販売。


各座席の上にチラシが置かれており。

  

  



ステージは後方の高めの位置にスクリーンが3つ。
中央と左右でスクリーンのタイプが違うように見えた。
左右は平面的で、中央は粗く発光するタイプ。


ステージ上手の台に黒のグランドピアノ。
ステージ下手の台にドラムセット。
そして中央にマイク。マイクの前に、「she said under the helios.」と

ロゴの入った、黒基調で強めのピンクが混ざったボードの貼られた台。
上手下手にもマイク。
左右の端にお立ち台。
怜のアンプはギター寄りに圭のアンプと並べられていた。

ドラムの位置が独特なのは、スクリーンを見やすくするためか、
ピアノも含めて全体としてシンメトリーにするためか。
バンドステージとしてはやや見慣れない楽器位置構成だが、視覚的にはまとまっている。


客入れのBGMは前日に圭が選んだという曲達。
音量は小さめ。
曲名わかる方いらっしゃいましたら教えて下さい。

開演予定時刻の18:30を過ぎ。
客席は、少なくとも1階は後ろまで埋まっていた。

そして18:50頃。
客電が落ち。
ステージは薄暗いまま、
サポートドラムのかどしゅんたろうがドラムセットに上り。
メンバーが静かに登場し。圭はピアノの前に上って座り。
ファンが歓声を上げ。

adoreの音が流れ始めた。

衣装。
怜 :グレー系の独特な形のジャケット?黒のTシャツ。お団子。黒のメガネ。
圭 :黒のジャケット。白地に端に黒のラインのシャツ。黒のパンツ。全体的にフォーマルな感じ。
裕地:黒の革ジャケット。黒地に白のラインの入ったシャツ。黒のパンツ。真っ青の髪。



************************************

【SET LIST】

1 adore
2 love.
3 helio
4 in fact
5 ホシの夜
6 ドミノパーティー
7 i.d
8 another world
9 again and again 
10 a growth ring scroll
11 幸せの絵本

MC

12 balance
13 Glory & you
14 monochrome
15 life is.

アンコール

1 赤裸々
2 リトリ
3 age.
4 きみミュージック

Wアンコール

1 mum.
2 love

************************************



「adore」

「love.」
圭がピアノを鳴らし始める。
she said ,under the helios.が始まった、という緊張感。
中央スクリーンに赤い花?か何かのモチーフの胎動。

「helio」
左右スクリーンにカラフルな手と蝶のモチーフの映像。
中央スクリーンもカラフル。
演奏がCDのイメージより生々しく力強い。

「in fact」
スクリーンにモノクロの日本の街並みの写真映像。

「ホシの夜」
heliosの流れのまま行くのかと思っていたらまさかのホシの夜。
予想外ながら、やはり慣れ親しんだ曲。

「ドミノパーティー」
そして畳みかけるように。

「i.d」
ラストの怜の声が、すごい。
アルバムの中だと、位置の問題ももあり、やや薄めの印象だが、
LIVEでは強い存在感を感じた。

「another world」
言葉の部分は録音で、唄の方を生で。

「again and again」 
「a growth ring scroll」
拍手。
重い。しかしまたCDとは違う生命感。
たぶん、この曲を演奏するためにホールでのライブになった。


「幸せの絵本」
圭がピアノの前に座り、和音を鳴らし始める。
怜が唄い始める。ぺたりと座っている。
幸せの絵本を、ラストではなくて、演奏として聞いたのはいつ以来だろう。
怜の唄が切なくも優しい。
床にペタリと座って唄う。
スクリーンでは針金のような走る人とクローバーの映像。
アコースティックなピアノからバンド演奏に変わり最後にまたピアノと唄のみに戻る。
客席、拍手。


MC

怜:
ここまで休みなしでやったからちょっと喋っていいか
みんな緊張してんだろ?(客席反応できず)
・・・苦笑いか?(客席、笑)
なんかね俺すごいリラックスしてるの。

今日、ほんとね、helios出して。
本当に色んなことがあって。
でも今こうやって・・・、
ほんと純粋に嬉しいです。
(客席拍手)

裕地:
俺も喋っていいですか?
(客席、安心したように「裕地ー」と叫ぶ)
みんな硬いよ。そんなもんじゃないよ。

怜:距離が埋まんねーな。
裕地:まだまだ埋まんないね。
(客席、メンバーの名前を叫ぶ。)
裕地:もっともっとー
怜:声を聞かせてよ。

よし、行こうぜ


「balance」
怜が手拍子を求め。手拍子。
helios通常盤のシークレットトラックという特殊な位置から演奏されるのか予想できなかった曲。
ライブだとより魅力が増すような、成長しそうな曲に思えた。

「Glory & you」
初めてライブで聴く曲なのでノリ方がわからないなりに客席が温まってきたように感じる。

ここで中央スクリーンにメンバーの生映像が映るようになったような気がするが、「life is.」からだっただろうか。
メンバーが映った瞬間は嬉しく感じたが、映像が粗すぎて表情が結局よくわからなかった。

「monochrome」
終りが近づいて来ちゃったな。いこうか。

「life is.」
イケルカ?
座席の決まった広いスペースだとタオルが回しやすい。
メンバーが動き回っている。
スタンディングでは跳ねたりタオルを回したり人を送ったりメンバーを見る余裕があるんだかないんだか慌ただしく盛り上がっている曲だが、ホールではメンバーがステージを動き回っているのをゆとりを持って眺めている。不思議な感覚。
『今日はありがとう』
最後の余韻のある終わり方。


メンバーがはけてから、すぐにアンコールが始まる。

アンコール。
アンコール。
アンコール。
。。。

・・・結構、長い。




メンバー登場!

怜 :白Tシャツ。インナーに黒が少し見える。
圭 :ジャケットを脱いだ。
裕地:ジャケットを脱いだ。



怜:

みんなの声が楽屋まで聞こえた
もうちょっとでかい声が聞こえても良かったかな(笑)


メンバーの代表として今から喋るから聞いてね。
(圭や裕地も頷いている)

今日、4人のステージを楽しみにしてくれていた人達には
申し訳ない形になってしまって、
本当ごめん。

俺たちは今日という日を純粋な気持ちでステージに上がって、
俺らにとっても、みんなにとっても、心に残る日にしたいです

みんなの代表として、
本当に心配かけてごめんなさい。



今回サポートとして急遽参加してくれた仲間を紹介してもいいですか?
仲間だからね

ドラム、かどしゅんたろう!(イェー)
ベース、ゆち!(イェー)
ギター、けい!(イェー)
・・・すごいな。
おれさまがりょうだ!!!

みんなでいこうぜ!



「赤裸々」
客席のパワーが溢れてきた。

「リトリ」
じゃ、いこうか。
手拍子。
ほっとする。
ダーリン。ハニー。叫ぶ。
heliosの曲で盛り上がりがわからなかった分、客席がパワーをぶつけているのを感じる。

「age.」
来た!
この曲が来ると無条件に嬉しくて盛り上がる時期があったと思い出す。
・・・おや?何か違う。
ベースの音が強い。というより上物の音が出ていない?
こういうアレンジ??
ステージ上では裕地と圭が位置交換を盛んにしている。
テキトー!!叫んだり。

「きみミュージック」
ラストっ!
kannivalismにはこんな名曲もあった。



メンバー、あっさり去る。


アンコール。
アンコール。



メンバー登場。

怜 :白Tシャツの上に、最初に来ていたジャケットをまた着る。
圭 :変わらず
裕地:変わらず


特にMCはなく曲が始まった気がする。

「mum.」
イントロの赤子の声が印象的。
スクリーンにはPVの映像が流される。光也の映像はなかったらしい。
映像とシンクロするように、薔薇の花弁が降ってくる。

「love」
今日はありがとう。
she said , under the helios.
最後にこの曲をもう一度・・・

演奏が始まる。
かどしゅんのドラムのせいもあってか、エモーショナルな。
怜の唄は穏やかで、叫んでいる。

白黒の人々の顔写真のスクリーン映像。
最初子供の写真が映ったので、メンバーの子供時代?と注目するが、どうやら特に関係はなさそう。アジアの人々の写真もあったし。
最後はメンバーに集中したかっただけに、写真につい注意をそがれてしまった自分が残念。



「また会おうね」


拍手。
stina nordenstain

スクリーンに告知情報。

シングル。
ライブ。

拍手。



終演。


退場時にまた別のチラシが配られ。

  





怜はメガネを途中で外し、またかけていたような。
裕地は数曲アップライトベースを弾いたり。どの曲だったか定かではないが「helios」の聴かせる系の曲。
怜もギターを弾く。「syncretism」で見ているために馴染んできた。
裕地がお立ち台の上で寝転がって弾く。
圭はピアノとギターを移動。
きちんとシャラララ鳴らすかどしゅん。

ステージは全体的に暗め。
途中で会場も含めて明るくなったゾーンも。

スクリーン。
赤い何か。
手と蝶のモチーフ。カラーのものとモノクロのパターンと。
眼の何かのイラスト。
街。
伸びる木々。
クローバー。
人々の写真。











she said,under the helios.



普通のライブの感想なら、ただライブの出来事を書けば足りるのだが。
このライブは直前に大きな出来事がありすぎた。


3月17日に「helios」が発売され、期待が高まっていたところに、
突然もたらされた光也不出演のニュース。
会場にはチケット払い戻しの立て札もあり。

有料携帯サイトの圭のブログによってサポートドラムがかどしゅんたろう氏だということは分かったものの。

急遽決まったに違いないのに叩いてくれたかどさんには感謝の気持ちにたえない。
そして、それだけの関係を築いていたことに暖かい気持ちも覚えつつ。
以前慣れ親しんだかどさんがステージ上にいることは、他の人が叩くのとは異なり安心も出来た。

けれど、「helios」の重要な要素である光也の演奏で聴けない欠落感は離れなかった。





そして、LIVE前々日にもたらされた、瞬介さんの訃報。
kannivalismのメンバー、特に圭とのつながりは圭や瞬介さんのブログなどからなんとなく知っていた。
友を、亡くす。
メンバーの心中。

なにかがステージで語られたり表現されたりしたわけではないが。
そこに瞬介さんの存在はあったと思う。













初のホールライブ。

スタンディングよりメンバーは遠かった。
ステージ全体の動きや、メンバーの全身は見やすかった。
メンバーの身体の動きは見えたが、表情や口の動きまでは良くわからず感情の動きは普段より見えづらかった。演出的に薄暗い照明だったせいもある。
スクリーン映像は曲に彩りを与えた。kannivalismのライブにVJは似合うと思う。
と同時に、具象の映像は曲やメンバーへの集中を妨げ邪魔な部分も多かったし、曲へのシンクロをもう少しきちんとして欲しいものもあり。
スクリーンを使うことで照明演出が少し甘かった感じもあり。


音響は小さいライブハウスより当然格段に良かった。
千人クラスのライブハウスと比べるとたいして変わらず。
再現することが難しい曲たちだったのもあると思うが、
大きな期待をしてしまった割には、個々の楽器の音や、各音のバランスもいまひとつ。
曲に、演奏に、浸りたい。浸りたいのに浸りきれない。
そんな歯がゆい音だった。(あくまでも個人的感想です)


観客の反応。
heliosは盛り上げるより聴かせる曲も多そうと、わかっていたファンは多いと思う。
けれど、「in fact」などの曲に対しても、ファンの多くが盛り上がりきれない状態。
「helios」以前の曲をやると、ファンが盛り上がりやすいのが明らかにわかった。
でも、そんな中でも、徐々に気持ちが高まっていくのがわかったし、
kannivalismへの愛情を感じた。



顔の表情を読み取れない中でも、怜の唄はすごかった。
静だと思っていたheliosの曲も、動に、より生々しく。
静かな曲でも、息遣いを感じた。
ライブを観たあとの「helios」と観る前の「helios」のイメージは変わった。

圭も裕地も色々なことがありながら、動きまわっていた。
上手から下手まで移動や位置交換も多かった。
ピアノもアップライトベースも雰囲気があった。

光也のことについて触れ、謝ってくれたことにも誠意を感じた。
「ごめん」と言われても、返したい言葉が見つからなかったけれど。

未完成すぎる部分も多かったけれど、
kannivalismが表現したいLIVEの理想を一緒に眺めることは出来た。

ずっとheliosの新曲を聴いてきて、heliosに感動するつもりで来たけれど、
予想外に、これまでの曲たちが染み入った。
幸せの絵本にぐっと来て、赤裸々やリトリが懐かしくも今のkannivalismで新たに生まれ変わって。



もっと…という想いを抱えたまま時間が過ぎてしまった。
もっとLIVEを見たかった。



それでも、大切な、ライブでした。
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