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kannivalism  LIVE

12月14日 リキッドルーム恵比寿にて

リキッドルーム恵比寿は東京の恵比寿駅から徒歩数分の2階立てのライブハウス。
2階がタワーカフェというタワレコの店と、ライブ入場待機場所、
1階がライブハウススペースになっている。
チケットでの入場前に建物内のコインロッカーやトイレが使用できる。
特に冬は暖かい場所で入場待ちが出来るのが有難い。

グッズ販売は2階のスペースで行われている。
事前の藤本マネージャーの携帯サイトメールによると17時半グッズ販売開始予定で
Tシャツを買っても着替えるのに慌ただしいなと思っていたら、16時半開始に変更されていた。
グッズは、新しいグッズとして、☆モチーフの
 黒地Tシャツ(S、XS)¥3500
 リストバンド(黒) ¥1500
 鏡(白)      ¥1500
他に今までのタオルとTシャツがあり。赤Tシャツの販売はもうないようだった。
ちなみに、アンコール時にメンバーは黒地Tシャツを身につけ、怜はリストバンドやタオルをして営業マンになってました。

ライブハウス内には18時をややすぎてから整理番号順に呼ばれて階段を下りる仕組み。
リキッドルームのキャパシティは約900人。
エキストラの時は結構いるなと思った男性の割合がずっと少なくなって、5パーセントくらいか?
客席最前列には25人くらいが入れる幅だったのかな?(かなりアバウト)
奥行きはあまり深くない客席で、壁際1、2メートルや中央エリア後方などに段差があって、後ろで見たい人は柵によりかかったり出来る、見やすそうな会場。
中央エリアはある程度柵が存在はする。
部屋への入口が上手側(ギター側)にあるため、上手側の方が確実に混んでいた気がする。入口付近も。ライブが始まるにつれて徐々にバランスがとれていったが。

待ちのBGM、曲名がわかりません。BBSもちょっと流れた気もしますが、洋楽メイン。
しかし、ただのBGMで立ち位置も悪くなかったはずなのに、音が悪い。
耳に痛いような割れ方ではなくて、こもっているような。
これは会場の特性なのか?
ライブ演奏も音響がいまいちで最初は音響が下手なのかと思ったけれど、
BGMも悪かったことを思い返すと、会場のせいな気が・・・。
リキッドルーム恵比寿は来たことがなかったため、わかりません。

19時開演予定でしたが、客席が暗転したのは19時半位。
メンバーは上手から、裕地・圭・怜の順に登場。

終演は21時半前位?

ライブ終了後、部屋を出て開演前は邪魔なので貰わなかったツアーチラシを貰おうと思ったら、すでになく。出来ればスタンディングライブでは終演後にスタッフ手渡しでチラシを配っていただけると皆に行き渡って有難いのですが。

ライブ内容は、大阪名古屋ライブの前に知り過ぎたくない方もいらっしゃると思うので、
今はつづきの方に書いておきます。
今回のライブはファンに新鮮な感覚を味わわせたい、サプライズをあげたいというメンバーの気持ちのこもったものだったので、大阪か名古屋から行く予定の方は読まない方が確実に楽しいと思います。




セットリスト
(下の内容を読めばわかってしまうとは思いますが、一応まだ伏せさせて頂きます。)

  SE
  1: sugar rainy
  2: 赤裸々
  3: ホシの夜
  4: in a brown study
  5: 白い朝
  6: クライベイビー
  7: メランコリック
  8: カスタリーンナ
  9: ストイックボーイ
 10: リトリ
 EN 
 11: in a brown study
 12: 幸せの絵本  
 EN2
 13: ホシの夜
 14: 大好き
 15: きみミュージック

19時半前に客席が暗転し、SEが流れ始める。
今回はhumorityではなく、繊細な電子音。
しばらくしたらhumorityに変わるのか?このままか?と目を凝らしていると、
上手側から裕地が入ってくる。
SEが変わるのもなかなかに嬉しい。
そして、圭が入ってきて、怜。
客席が前につまる。

3人のスタイリングは

裕地:グレーにチェックの上下セットのスカート。すそがプリーツで襟元が独特。
   グレイ?のチェックシャツを上に着て胸元だけボタンを留めている。
   白か生成のような色の毛糸の帽子。可愛い。
   下はスキニージーンズ?。
圭 :黒の長袖シャツ(ストライプ?襟元と袖口が白)に黒のベスト。
   ロザリオ?を着けている。
   シルエットは全体的に細身。
怜 :茶色の毛糸の帽子を横に被っている。帽子にはバッジ。「ホシの夜」と同じ。
   Tシャツの重ね着にベスト。
   下はダーク系のパンツ。
   ルーペ?のようなペンダント。両手に☆のマークのグレイの指無し手袋。

靴はちゃんとは確認できなかった。
裕地は、よくロックミュージシャンが着ているタイプの服だなと見ていたら、なんか違う感じ。シャツとスカートとの色の組み合わせがベストなのかは個人的には微妙だが、シルエットとかかなり楽しかったので、裕地のライブ衣装としてはOK!
スパッツではなくなっていたのは、面白度はダウンだがお洒落度はアップ。

圭は髪を自分でやったのか、すそだけヘアアイロンで立ち上げたような、ビジュアル若手っぽい髪型。それはそれでとっても可愛いかった!
でも、ヘアメイクがするようなピンを使う難しいスタイリングまでは無理として、
立ち上げない自然な感じか、もっとトップを立ち上げてくれるような髪の方が自分は好みかな。
でも圭ならどんな髪でも(爆)。

ドラムはしゅんたろうさんで10月と一緒でした。黒のグッズTシャツ。
エモラさんはわからなかった。(自分から見えなかっただけかと思われます。)

メンバーが楽器を持って、演奏開始。
怜が真剣な顔で客席を見て。
・・・新曲。
ここで新曲を持ってくるのか。
その姿勢がすごくかっこいい。
曲調は、前のめりな感じ。
客席側はやや静か。
すごくノっている一部のファンを除けば全体的に様子を見ている感じ。
このままおとなしい盛り上がりで続くのかと不安に思ったら。
次の知っている曲「赤裸々」で客席も安心したようにノリ始める。
でも音響はあまりよくなく、残念。

MC
怜「東京、弱いな。こんなもんじゃねーよな」

ホシの夜。
何度も聴いたはずなのに、聴き覚えがあるのに、新曲かと錯覚した。
勢いが全然違う。かっこいい。スピード感。
あれ?こんなにかっこいい曲だったっけ?
怜の歌い方も攻撃的な感じがすごくいい。
「とべ とべ」で上に跳ねてみたりするファン。

in a brown study。
裕地「クリスマスだと思って聴いて」
まだクリスマス気分では正直ないが、大阪名古屋は25日と27日。
東京は14日でかなり早いが3つの公演で一つのツアーという気持ちが強いのだなと実感。
そして裕地の朴訥なロマンチストな言葉。
この曲はkannivalisにとってそういう位置付けなんだな、と嬉しく思う。

そして、白い朝。
圭がギターを持ち代える。
白いセミアコ風ギター。
今日のスタイリングはこの曲のためかと思うほど、圭の細いシルエットに合って
ものすごくかっこいい。
そしてイントロは圭から・・・。
なんですが。
少し応援したくなるような、ギター。
本当に申し訳ないがギターの上手い下手なんて素人です。
ただ、とても素直な音で、ハラハラさせられるようなギター。
すごくかっこいいアレンジ。
やりたいことが伝わって来る。
頑張って。

しかし怜の歌。
すごい。
話すように唄う怜。語りかけるように唄う怜。
目線は観客に届く。

そして曲は広がりをもって、演奏はハードになっていく。
自分自身にこもるようにハードに演奏する弦楽器2人。
裕地の全身でリズムを取る動き。
圭の前のめりにギターを弾く形。
動かない怜と暴れる二人。
かっこいい。
そして静かに。

クライベイビー。
白い朝からこの曲への流れはずるいと思う。
こんなにたたみかけられたら、とてももたない。
圭のギターはここで元のギターに戻ったと思う。

前の曲はkannivalism全体を感じたが、この曲ではやはり、怜。
観客を睨むように唄う、怜。
負けてたまるか、と目をそらさないことにする。
でも怜の目の強さには敵わない。
・・・あとやっぱり左右の二人もかっこよくて見たくなってしまった。
でも、この曲は他のメンバーだけが好きな人も、ちょっとでも怜を見てみるべきだと思う。


MC。
怜「次にストイックボーイやると思ってるだろ? やると思ってる人?」
観客の半分くらい「はーい」と手を挙げる。
怜、思いっきり嬉しそうな顔で、

「バーカ!」

「新曲やるんだよ!」
「ききたい?」
「適当にノッて」

で、メランコリック。
かっこいい!こういう曲もkannivalismはやりたいのか。私は好き。
ブラックっぽさもあるリズムの、ミディアムだけどアッパーな曲。
好みがわかれる人もいるだろうが、やりたい曲をやるスタンス。
ただ、まだどういう流れになるか読みきれず、探りながら楽しむ状態。
演奏も、こういうリズム重視の曲は身体で伝えないといけないが、まだ頭で演奏している感じ。
よりメリハリのある演奏になって、お互いに身体に馴染んできたら、もっと楽しめそう。

カスタリーンナ。
たたみかける盛り上げ曲。
相変わらず楽しかったが、最初に聞いたときよりインパクトは減って、普通に楽しめる曲になっていた。
圭が裕地にちょっかいを出しに近づいていったのを覚えている。

「ラスト2曲」

ストイックボーイ。
盛り上がらないわけがない!
「3名」の後に怜がマイクを観客に向ける。
最初に向けられたときは一瞬躊躇したが、次からすぐに叫び返す!

そしてラスト。リトリ。
この曲は、多分会場にいる人々が一番よく知っている曲だったと思う。
明確な飛び道具感はない曲だと思うのに、観客の待ってました!な盛り上がりが、なぜか伝わって来る。
歌い出しから、きたー!という会場の盛り上がり。
怜が歌詞に合わせて思いっきり足を上げてキックする姿がとても可愛い。
そして家鴨口を真似して歌いながら、唇を突き出し気味な、まるでキス待ち口のような家鴨口。瞬間なので見逃す人も多いと思うがここは要チェック。
ダーリンでメンバーを指し示し、ハニーで観客を示す。
「話術で魅了すんなってば」で、お前らーみたいな目で見られるとチョイワルなハニーになった気分。

笑顔で去っていく3人。

そしてアンコール。
3人が退場してすぐに10月のライブで行われた「カニーヴァリズム」コールがとぎれず続けられるが、会場全体のコールにはならない。
リキッドルームくらいのキャパシティでカニヴァリズムコールをするのはまだ時期尚早に感じた。会場に広さがあるため、リズムも発音も聞き取りにくいコールは合わせづらく、また「アンコール」だったら気軽に合わせられてもバンド名のコールには抵抗があったりもする人もいるだろう。
たとえば自分が様子見でライブに行ったときにアンコールしたい気分でも、バンド名では大きい声は出しにくかったりもする。
出来ればカニヴァリズムコールに拘るより、会場全体でアンコールをしたかった。
自分から「アンコール」とまでは作れなかった消極性をちょっと後悔。
大阪や名古屋では雰囲気もキャパも違うから成立するかもしれないけれど。どうなるかな。

しばらくして、3名様登場。

3人とも黒のグッズTシャツを着ている。
圭は半袖になって腕のタトゥが見える。
裕地は下は同じで相変わらずスカート。
怜は七部袖Tに重ね着状態。帽子を取っている。
怜は帽子をかぶっているととても可愛いが、帽子なしだと少し大人ヴァージョン。
セクシー度が増すと思う。
そして星の手袋も取っている。
怜は手袋をしている確率が高いので、手袋を取って少し白い手でマイクを握っているだけで、チラリズムを感じるようでドキッとする。

ステージに椅子3脚が用意され、圭はアコースティックギターを抱える。
怜の前には譜面台。
怜「楽しそうだね」
 「普通にアンコールするんじゃつまんねーだろ」
 「座ってやろうと思う」
と言って怜が座ると「見えなーい」と不満のファン。
結構高めの椅子だったが、見えなくなるファンにとっては寂しいから。
メンバー苦笑い。
怜「やんねーぞ」とちょっとすねるも、座って演奏。

in a brown study。
怜が曲名を言って。
圭のアコースティック。
雰囲気のあるアレンジ。裕地のベースもかっこいい。
怜も少し優しい歌い方。
でも。なんだか圭のアコースティックは、ハラハラする。
ちょっと大人モードのお洒落なアレンジなのだが、頑張れーと思わず祈ってしまう。
裕地のベースは安定している感じ。
ただ3人座ってアコースティックは姿はとても良い。
怜もそれでも勢いが出てしまうが、穏やかに歌い上げる。
数箇所、普通ヴァージョンのコーラスを歌わないところがあったが、ここは自分達に歌って欲しいのか?と一瞬動揺するも、そのままスルー。
終り方が少し不自然?圭の動きがおかしかったので、もしかしたら圭のミス?
でも怜と圭で顔を見合わせて上手に終らせる。
終った後、圭、ニヤリ。
自分は圭が何かしたと思ったけれど、もし違ったらごめんなさい圭さん。

ファン、拍手。

終わり間際、怜前の楽譜の紙がバサバサと落ちる。
最初からクルっと丸まり気味の白のコピー用紙のようだったのでちょっと準備ミス。
黒地に黄緑の字が見えた気がする。
ちらっと見て歌いつづける怜がかっこいい。もともとこの曲では譜面を見ていなかったので格好をつけただけかと思っていたが次の歌では時々見ていた。
次の曲の前にローディに指示して留めさせる。
一生懸命なローディくん。

新曲。
幸せの絵本。
曲名を怜がはっきりと告げる。
圭のアコースティックと怜の歌。
歌詞の内容は覚えていないが、名曲だと思う。
怜の歌い方も言葉もとてもいい。
しかし、1コーラス、裕地の出番が全くない。
曲前にベースの音を調節していたのですぐに弾くのかと思ったが、
ずっと目線を下に向けて椅子でたたずんでいる。
ステージの上で演奏しないメンバーというのはとても気になる。
ステージの上の裕地といえばアクティブな印象が強いが、
静かにたたずんでいる裕地に、ああ、そういう存在感も出せるんだ・・、と。
そして穏やかに弾き始める。
3人で演奏。
優しくて、曲に浸る。
曲が終わり、ファン拍手。

心動かされて、3人が立ってもはけ口に向かっても声をかけられない。
静かなファンを背にして帰る3人。
怜くるりと振り返り「もう帰るぞ」(たぶん)と言って、べえーっな顔をしてみせる。
ちょ、超可愛い・・・。
けど、ちょっと待ったーー!!
感動して声をかけられなかっただけで、これで帰られては困るってば!
焦ったようにかかる「りょうー」「けいー」「ゆちー」の声。

そしてWアンコール。
またもカニヴァリズムコール。やっぱり会場全体には広がらないが、最初のときよりは大きいか?
そんなに時間経たずにメンバー出てくる。

怜はタオルも着けている。
怜「グッズ。かっこいいだろ。リストバンドは両腕にした方がかっこいいと思う。(怜は左腕だけ。)おお、してるやついるな。営業なんだって。大人は大変なんだよ」
(口調うろ覚え。)
「もう一つ宣伝しなきゃいけないことがあって。わかるか?まぁ、俺達の曲だからな。1月にシングルを発売します。」
「ってことはやらないわけにいかないよな!」
と、ホシの夜へ。
なんて上手なMCなんだ。
さっき聴いたばかりなのにまた違う印象。
今度は知っている曲だなという安心感も出てきた。
しかしライブの方がやはりかっこいいぞ?

そして。

怜「次、何聴きたい?」
え?何?ってどの曲かあまってたっけ?とぐるぐる考えていると

「大好き」

え?うそ?嬉しい。
初聴きです。
思い入れのあるファンの圧倒的な盛り上がりに引き摺られるように、初聴きのファンも嬉しくなって、さらに盛り上がり。
演奏も難しいことをしてないせいなのか?、慣れている。
この音源をちゃんと今のkannivalismでも発売して欲しい。
アルバムの通常盤の方に付くという噂のボーナストラックがこの曲だったらいいのに。単純にアルバムに入れてくれても嬉しいけれど。(入らないと思います。)

そしてラスト。
ラストなんて嫌だけれど。

きみミュージック。
この曲は華のある曲だとしみじみ感じる。
10月の招待ライブに当たった会場の半分の人以外には新曲のはずなのに、
あんなにちゃんと盛り上がるのは、すごいと思う。

演奏終了。
怜は着けていたリストバンドも頭にまいたタオルも外して投げていた。
圭・裕地はピックを投げ、ペットボトルも投げた。
怜はステージ中央で出来る限り前に出てきて
「ありがとう!」
と肉声で叫んだ。
圭は裕地のマイクを使って、一言挨拶をした。
その日遠くの位置の人でも聞こえた唯一の圭の声だったと思う。
裕地は笑顔だった。裕地の笑顔はすごく真面目でそれだけで有難う、と思う。
メンバーはステージの上を行ったり来たりして、去っていった。

終演後に会場に「幸せの絵本」が流された。
この曲はアルバム曲でまだ出来上がっていないのかと思っていたのに流されるとは。
もしかして「ホシの夜」のカップリング?
それとも未完成音源を聴かせてくれているの?(カップリングでした。)
じっと動かずに音源を聴いていたかったが、kannivalismのお客さんたちは普通に幸せな笑顔で帰っていく。
kannivalismファンのあっさり加減がある意味すごい。
実際、ループさせて3回くらい?かかっていたわけですが。



MCなど。

怜 「今日はしゃべらない。」(毎回言ってるし。)
  「喋るような面白いことないし」
  「裕地、髭剃りプレゼントされてんの」
裕地「俺だってライブの日くらい剃ってくるよ」
怜 「でもその髭剃り、圭が使ったの」
圭 「(シー)」と人差し指。
怜 「でも俺達ひげの悩み相談してるよね。年とると大変なんだよ。」
裕地「腰も痛いしね」

(かなりうろ覚え。信じないように。)


裕地 「クリスマスだしね」
怜  「クリスマスなんてくそくらえっ」


圭、「キコエネーナ」とマイクを通さない聞こえない声でファンの声を要求。

裕地はちょっと演奏に集中すると唇を口の中に引き込む。

圭、相変わらず投げキス。両手の指で見てるよポーズ。

圭、裕地、ステージ端の台の上に立って演奏。

圭、台に乗ろうとして軽くすべったり。



今回のライブは、SEを変えたり、新曲を1曲目に持ってきたり、今までの曲もアレンジを変えてみたり、アコースティックをしてくれたり。
kannivalismが出来ることの幅を広げよう、見せようとしていたと思う。
リキッドルーム恵比寿というキャパシティでは、まだkannivalismの熱心なファンで埋まるわけではなく、愛情は持っていても様子を見ている人も多く、会場全体がまとまりきることは難しかった。
そして残念ながら音響はよくなかったし、正直に言って圭のギターにハラハラさせられもした(これは自分には決して嫌なことではなく好感を持っている部分でもあるが。)。

しかし怜の目線の配り方は、もっと広い会場でも出来るパワーを持っていると感じたし。
どんなことをやってみたいのかというkannivalismの気持ちが伝わってきて未完成な部分もあったが、爽快感があった。
ある程度以上のライブをすることよりも、やりたいことが沢山ある気持ちが伝わるライブの方が難しいと思う。そしてその気持ちは確実に伝わった。
そして、やっぱりkannivalismのライブは楽しかった。すごく楽しかった。
会場が徐々にkannivalismに引きつけられていく空気も感じられた。

でもこれがkannivalismだと思われたら、
こんなものではないです!もっと出来るバンドです!と言いたい気持ちはすごくある。
そういうところを目指すには、kannivalismのステージ力が上がるだけではなく、
自分も含めて観客自体がライブを楽しみきれる能力も必要だろうし、
会場をきちんと熱のあるファンで埋めきれるように売るスタッフの力が必要だと思う。

そういう意味で満足はしていないけれど、それでもやっぱりkannivalismのライブは特別だった。



(もし大阪名古屋近郊に住んでいて、行くかどうか悩んでいる人は、発展形の人間らしいkannivalismを近くで見るチャンスだから是非見にいって欲しい。
ツアーになるとどうしても何本もあるうちの1本のライブになるが、
この東名阪のツアーはたった3本で、どれもがメンバーにとって大事なライブになるはずだから。)
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secret
  • ライブ情報・・・
2006/12/16(Sat)14:28:36 編集
ありがとうございます!そしてお疲れ様です。
自分は彼らのライブには行ったことないので、ライブの感想が聞けて助かります。
携帯サイトでマネージャーがお願い事をしてたけど、何かトラブルでもあったんですか?
  • Re:ライブ情報・・・
mojiaru 2006/12/17 02:41
いえいえ。少しでもライブの良さが伝えられたら光栄です。
でも出来れば、kannivalismのライブに行きましょう!!
(日程とか地方とか現実問題はありますけどね)

公式携帯サイトでの「ライブで他人に迷惑をかけないように」という内容のマネージャーメッセージは、皆を傷つけないようにという藤本氏の配慮から表現が抽象的過ぎて逆に不安を覚えたファンも増えたと思います。
でも、ライブ中、特にトラブルはありませんでした。圧倒的多数のファンにとって楽しいライブでした。これはごまかしではなくて事実です。
ご心配にはおよびません。

ただ、あくまで推測ですが、一部かなりノリの激しいファンにはじき飛ばされたファンもいたので、周囲の状況を多少見てノッて欲しいということかと思います。あくまでも推測ですが。
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