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kannivalism

2010年5月2日インストアイベント at ESP本館B1ホール
「helios」2形態対象店舗購入応募者対象イベント 2部(17:00~)

当日のトラブルについて、自分の認識と、感じたことを書きます。






【2部】17:00~
 司会:カワモトさん
 ・ビデオコンサート
   1部と内容同一
 ・質問大会(採用者退場時ポスタープレゼント)
 ・抽選ポラ撮影(5名)

会場は高田馬場のESP本館B1ホール。
ライブハウス仕様で、収容人数スタンディング600人位らしい。
客席フロアの前方中央に1列12席、パイプ椅子が並べられ、入場順に左から着席。
100人強?
入場時はビデオコンサート用の白いモニタースクリーンがかかっており、
トーク時はスクリーンが上にあがり、その後ろのステージにメンバーの椅子が並べられている。


【ビデオコンサート】
3月の「she said,under the helios.」での「helios」収録13曲のLIVE映像ダイジェスト。
当日の演奏順で「love」がラスト。
当日背景スクリーンに映った映像と合成されたりもした完成度の高い内容。
1部と同一内容。自分としては初めてほどのインパクトはないが2回観るのも結構楽しかった。
映像終了後、1部では拍手が起こったが、2部は拍手もなくすぐに司会の川本さん(事務所の宣伝担当)の挨拶が入り。


【質問大会】
整列時に配られたA4質問用紙に自由に記入。
入場後、開演10分前に 回収される。

メンバー入場後、メンバーからの真面目な挨拶もほとんどないまま質問大会へ。
採用された人は退場時にサイン入りポスターが貰えるという。
川本さんの「CDの話はしないんでごめんなさい、アルバムは各自で聴いて頂いて」というような前置きから。

軽めの質問が約20。
川本さんの手元に質問用紙の束があり。
事前にマークした質問のみを採用しているのではなく、目についたものを適当に採用しているように見えた。
「helios」についての質問は一切採用されず、ライトな質問が多かった。
あまりにも適当すぎる採用基準にメンバーも軽く異を唱える場面もあったし、自分もさすがにちょっといかがなものかと思う採用もあったけれど。
ライトな質問に対して、圭は最後まで話を拡げつつファンを楽しませようとしていた。裕地も話を面白くしようとしてくれていたし、怜は質問のくだらなさに真剣に答えることはやめてしまったが、それでも話を広げたりしていた。
EXTRA-TERRITORIALの楽屋裏の雰囲気も想像できる面白い話もあった。
ファンの盛り上がりには少々かけたし、微妙なところもあったけれど、ほのぼのした時間だった。


【ポラ撮影抽選】
5名を抽選で。
ステージ前に座った裕地怜圭の間に当選者が一人ずつ入りポラ撮影。
裕地側圭側のどちらに座るか当選者に選ばせたり、座った当選者の近くに身体をを寄せてみたり。
優しいポラ撮影だった。

けれども、5名以外は全員敗北者。
祝福の拍手もちゃんとするけれど、当たる確率が低いのはわかっていたけれど、あーいいなー、当たりたかったなー、というようながっかり気分のファンがたぶん大多数。
テンションダウン。



そんな中、ポラ撮影も終わり、
「第一部で『みなさん外れじゃないという言葉もありましたが』」という川本さんの紹介から生演奏に移ろうとする。
一部でどんな言葉があったかはほとんどの参加者は知らないので、これから生演奏かなと察しはついても参加者も反応しづらかったような。

しかし、質問大会からの静かめのファンがさらにポラ撮影会で静かになり、これからハガキ予定外の生演奏をしようというのやっぱり盛り上がらないファンに対して、
圭が「今日はみんなテンション低いんで・・・」と演奏をしないような言葉。
それに対してファンも「聴きたい」という言葉を返すが、一部からの言葉で全員からの声にはならない感じ。
「一部では「mum.」をやったけれど、何聴きたい?」と聞き。
今振り返れば、ファンの要望を聞きたいというより、ファンの声を聞きたかったんじゃないかと思ったりするが。

「small world」「白い朝」という声が単発に上がるだけで。
どの曲を聴きたいかと問われても、何がキーボード入りのアコースティックで出来るのか考えてしまったり、正直要望があるというよりメンバーの選んだ曲が聴きたかったりもして、すぐには声を出せない。
圭「small worldはドラムないと厳しいね」
怜「厳しいね」
さらに静かになってしまったファンに対して
怜が「この雰囲気に合う曲・・・」といって言葉を濁し・・・。

会場に微妙な空気が流れる。
不安になりつつまだクスクス笑うような声も聴こえてくる感じ。
緊張した空気。

怜「本当にみんな聴きたい?距離感を感じる・・・。」
ファンも聴きたいと言葉を返すが、大多数からの声にはならない。
数回聴きたいというとまた沈黙。
軽く鳴らすベースの音。
照明を調節させたり。
クスクス笑う声。
盛り上がっている雰囲気を作りたいが、どうしていいのかファンもわからない。
流れる微妙な空気。

・・・
「こういうのって感情を入れるものだから、今日はやめて今度にしよう」と怜が言い。
ファンは異議の声を上げ。
圭が席を立ち。
怜と裕地も間髪をいれずステージから去った。

動揺する客席。
本当にやらないのか・・・?
声をあげて呼び返したい。けれど普通のライブならアンコールという掛け声があるが、アンコールではない。何をいえばいいのか。
拍手をしてみる。メンバーの名前を呼んでみる。
けれどそれは一部の人の動きでしかなく、まとまりなくすぐに音が消える。
すすり泣く声。戸惑う声。
緊張が走ったまま、川本さんから終了の挨拶。

質問採用者へのポスターを準備するということでしばらく退場を待たされる。
本当にポスター準備だったのか、メンバーとの話し合いの時間だったのか。

ポスターの準備が出来たという説明の最中にメンバー登場。
あがる大きな歓声。
最初からこの声が出ていれば違う結果になったのでは・・・。

3人とも演奏の意思はないということを明確にするように、楽器の前には行かずにトーク時の椅子に座る。
そして圭がかなりイライラした口調で話し始める。

「帰ったのは悪かったですけど。
質問を選んだのも自分らなんですけど
ここにきてくれたのは俺らが一生懸命作ったアルバムを2枚買ってくれた人たちで。
でも質問の内容は音楽に関係ないものばかりで。
こんなイベントやっている意味がわからない。もうしないと思う。
自分たちはバンドなんで音楽に価値があると思っている。
みんなから何を求められているのか本当にわからない。」

引き継いで、怜が
「みんなが貴重な時間に会いにきてくれて、俺らが一番返せるのは曲をやることだと思った」

「またライブで会いましょう」

といって去ろうとするメンバー。

ここで質問をする一人の参加者。
「helios」の歌詞カードについての質問。
メンバーはそれに対して優しく答え、こんな空気の中で質問をした彼女の勇気を評価した。

そしてもう一人の参加者が「i.d」の表記について質問。
裕地が主に真面目に答え。


彼女たちの本気は立派だと思った。



他に続く質問はなく。


「音楽は気持ちの問題だから今日は出来ない」
「お金のためじゃなくてすごい想いで曲を作っているから。
事務所にも言いたいけど、くだらないことはしたくない。
本当にくだらない。」

「今日はみんなに対する感謝もあるけど、会いたくて来た。
想いがある。1曲唄うにもすごく考えている。
みんなもそうだと思う。」

「来てくれてありがとう。会えたことは嬉しい。
次はもっと考えて唄うし、応えるから。
真面目なところもわかって欲しい。
すごい苦しんで頑張っているから。
またライブで会いましょう。」



メンバー退場。


圭はの口調は感情が収まっていないような皮肉な熱さを持ったものだったが、怒っているというより「わからない」「くだらない」という言葉はむしろ泣いているように聞こえた。
怜は、伝えようとしている姿勢が、見えた。
質問大会の回答ははっきりいって怜の場合は途中でシャッターを閉めたかのように真面目に考えることをやめてしまったように見えたが、丁寧に、なんとか、説明しようと。
裕地は、質問の回答しかしていないが。回答は穏やかで誠意があり。
席を離れたことについて自分の口では語らなかったが、以前圭が感情をコントロールできなかったときに裕地はファンに対してエクスキューズを求める顔をしていた。しかし今回は、圭や怜を理解して同じ気持ちだったように見えた。


以上。

********************************************


自分の印象では。


確かに質問はくだらないものが多かった。
けれど質問大会の時点では、圭を含めメンバーも割り切ってファンを楽しませようとしてくれていた。

だから圭が最後に特に質問に対して言及していたけれど、
質問でフラストレーションは溜まっていたとは思うが、
演奏しなかったポイントはそこではなかったと自分は感じた。


演奏直前に圭が口にしたように、
客席のテンションが、低かった。

ビデオコンサートが終わっても拍手もない。
質問大会でも多少あいまいな反応。
何より、サプライズの生演奏をする!というのに、
反応があいまいなままだった。


怜の唄と圭のピアノと裕地の弦のアコースティック演奏。
本来のイベント内容ではないサプライズ。
それをどんなにかファンが喜んでくれるだろうと思っていたが、
目の前にしたファンはくだらない質問大会の低めのテンションのまま。
むしろ下がっていくくらい。

メンバーは、演奏できることファン以上に楽しみにしていたと思う。
1部で、これから演奏するというときのメンバーの目はファン以上にキラキラ輝いていたから。
けれど、目の前にしたファンは彼ら自身の大きな期待とは違っていて。
思い入れが強かった分、空回ってしまって、どうにもならなかった。


そんな風に自分には見えた。


とはいうものの。
客席のファンは静かに楽しんでいた。
ひとりひとりの席でメンバーを楽しげに見つめていたし、
生の演奏を期待していた。

けれどやっぱり盛り上がりには欠けた。


しかし、それはファンのせいだけというより、会場の雰囲気が盛り上がりづらすぎた。


600人入る会場に椅子席で100人。
フロアを上手に椅子で埋めていたけれど、
会場が大きい分声は反響しないし拍手も音を吸収してしまう。
声援も拍手もまばらに聞こえてしまうし、
自分の声が一人ひとり独立してはっきり聴こえるから、声援がかけづらい。

しかも着席した状態で感情を声や身体で表現するというのはなかなか難しい。


映像用のスクリーンを見せるために客席がステージから少し離れている。
キャパ千人のライブハウスの2柵目から椅子が並べられている状態のような。
100人しかいないのにメンバーが近くない。
親近感を感じるには整理されすぎた雰囲気。

さらに照明がステージ用に設置されているので、まぶしくて、
声は少なめでも、楽しんでいて、曲を期待しているファンの表情が、メンバーには余り見えなかったと思う。


それでも1部では演奏したのだから、という見方もあるとは思うが。

自分がみるに、
たしかに1部でも演奏してくれたし、それは相変わらずとても素敵な唄だった。
けれど、kannivalismメンバーの本来の力は出しきれない状態で終わっていた。
もちろん幸せなイベントだったけれど、kannivalismが本当に曲をやりたくてやったときは、メンバーはもっともっと曲をやりたそうな顔をする。
時間の問題があるときは、去りがたくて去りがたくて、というのが顔から身体から溢れてる。
でも、2日1部でも、曲をやる準備は出来ていそうだったにも関わらず、彼らにとってとても大切な「love」を演奏する気分にはなれないようだった。
そして「手紙」を演奏したあと、割とあっさり帰っていった。


それは客席の雰囲気がやっぱり盛り上がってみえなかったせいだと思う。
(もちろん参加者の気持ちとしては十分盛り上がってはいたし、1部参加者にとってはとても幸せな時間でしたが。)


さらに、2部では特にファンの気持ちも盛り上がりづらい条件が揃っていて。

質問大会は参加者はそれなりに楽しんでいたと思うが、やっぱり多少だれるところもあって。

ポラ撮影では、9割以上の人が、外れだったのだから、当然会場全体にがっかり感が漂って。
1部も同様に外れの人の方が多かったとはいえ、
私物プレゼントではメンバーが客席までプレゼントを渡しに降りてきたりしたので、外れた人もすぐ近くを通るメンバーを楽しめたりもした。


また、1・2部参加した人はもちろん、2部のみの参加者も1部参加者から生演奏の情報を聴いていたりして、全体的に1部よりサプライズ感は薄く。

そして何より1部では、拍手よりメンバーの名前を呼ぶ声援が嬉しい、静かだとこちらも固くなると、中野のLIVEについて語っていた。
その話を受けて、
座った状態でメンバーの名前を呼ぶのはちょっと不自然な感じがしたけれど、
無理やりにでも名前を呼ぼうと頑張るファンも多かった。
けれど、2部ではそういう話は一切でなかったので、なかなか名前を呼ぶ雰囲気にはならず。


とても難しい会場だった。



さらに言うと。

今回の「helios」インストアイベントはかなりイレギュラー。
V系CDショップの通常のインストアイベントでは、各店舗が独自に店舗内でトークイベントや握手会などを開催する。
しかし今回は9店舗合同イベント(ライカを1店舗と数える)。
利益相反だってする複数の店舗と打ち合わせして話をまとめてイベントを別会場で開催することは、連絡や各種調整にも手間がかかるし、人件費も場所代も各種費用だって余計にかかる。
単に販売促進のためだけだったら、すでにマニュアルが成立している通りに、各店舗でイベント回数をやって回数分CDを売った方が、手間費用もかからないし、よほど効率がいい。

以前avexがCD封入特典として応募者抽選ライブをやったことがあった。
kannivalism以外でもCD購入者対象ライブやビデオコンサートなどのイベントをやるアーティストはいる。
ただし、それは、こんなことを言いたくは全くないが、レコード会社に今後の利益を期待されているアーティストの場合のみ。
「鬱病ロッカー」を読んだ人ならわかると思うが、今、kannivalismはレコード会社から期待されているとは言い難い気がする。
(もちろん自分は期待してますし、期待してくれているavexのスタッフの方もいると思ってますが。)

それでも通常のインストアイベントではなく、今回のような形式にした。
それは、
握手やトークよりも、せめてビデオコンサートを見せたい、音楽をやってなんぼと考えているメンバーの姿勢の表れで。
イベントの回数を増やして何枚も同じファンに買わせるより、より意味のあるイベントを見せたいという気持ちもあって。
メンバーが事務所やavexに対して要望をし交渉した結果なんじゃないかと、自分は勝手に思っている。
さらに、生演奏は、メンバーがファンに対して、
ビデオコンサート以上に、
一番誠実に気持ちを贈れる方法、と思ってくれたのではと。

そして、「あまり練習してないから」というような言い訳が1部の演奏前にあったけれど、EXTRA-TERRITORIALに挟まれた忙しいスケジュールの中、今回の演奏について考えてたこともあるはずで。
多くのkannivalismファンが来ているとはいえ他のファンもいるイベントに対して、kannivalismのアルバムを2枚も買ってわざわざ応募するほどの熱心なファンだけの空間でサービスしたい、
EXTRA-TERRITORIALでは盛り上がりを優先して「helios」の曲はあまり聞かせられない代わりにイベントで・・・と考えていたかどうかはわかりませんが、
そういう想いもきっとあったんじゃないかと想像します。


それだけの想いを抱いていたけれど、
自分たちの思い描いていた姿と会場の雰囲気が違った。
とても大切な宝物をサプライズプレゼントしたのに、反応が予想したものと違った。
想いが大きかった分、空回りしてどうしようもなくなってしまった。

そんな風に見えました。



でも、それでも、客席は決して冷めていたわけでもなく。
それぞれがkannivalismを暖かい目で眺めながら、緊張しながら、静かにに笑ったり拍手したり。
ライブイベントの盛り上がりとは違うけれど、
それぞれの気持ちの中では、盛り上がっていたと思います。
他のファンの方の気持ちが自分にわかるわけではありませんが。
アコースティック演奏が聴けるのを緊張しながら待っていた。
でも、メンバーがナイーブになっているのが伝わって、ますます緊張してファンも動揺ばかりが増してしまった。




メンバーもファンもお互いに愛情はあるのに、悪循環。

メンバーからの愛情がありすぎた故の、残念な結果。



そんな風に自分には感じられました。





****************************************************



kannivalismのメンバーの発した言葉・行動についての自分の考え。


■ まず、生演奏をしなかったことについて。
予告されたイベント内容はビデオコンサートと質問大会とポラ撮影抽選。
演奏は予定外。
LIVEで言えば予定外のアンコールのようなもの。
だから演奏しないのは残念でもしょうがない。
1部と2部で内容が異なったのが不公平だという考え方もあるが、たとえばライブならWアンコールがある会場とWアンコールしない会場があってもやむを得ないと考えるのと一緒。

ただし、再登場したときに圭も一応謝っていたが、
退場の際にイベントに対する最低限の挨拶をしてからではなく、まともな挨拶なしに退場したのは、イベントに来場したファンに対して礼儀を欠いていた。

ただ、最初に退場した時点では、圭も怜も裕地も、そこで完全に退場するのではなく、会場が盛り上がり直して音楽をやるような雰囲気になって戻ることを本当は望んでいたような気がするから、責める気にはなれない。




■質問内容について。

メンバーが演奏しなかった本当の原因は質問内容ではなかったと思うという自分の見解を前提とした上で。


確かに採用された質問内容は軽いものが多かった。
けれど音楽に関係のない質問も自分はあって良いと思う。
ただ、今回は採用のバランスが悪かった。

トークイベントは、今回初めて行われたものではなく、これまでのCD発売の度に行われてきたもので。
過去のトークイベントでは、真面目な話もあったし、面白い質問もあった。
自分は音楽的な話も精神的な話も雑談で見せるメンバーの回答も笑顔も全て楽しんでいるし、他のファンも結構そうなんじゃないかと思っている。

イベント直前にいざ質問を書けと言われると、思い出せなかったりするし、イベントを盛り上げたいから面白系の質問を考えたりするし。
曲の話は雑誌を読んでいるし、真面目な質問はトークの冒頭でメンバーが自ら話してくれることも多いし、むしろメンバー発信で話すことを聞きたい気もするし。
過去の質問アンケートで、曲に関する質問より単純な質問が多く選ばれたりしているからそういう方が良いのかと思ったり。
「helios」の3月のイベントで、真面目な話を一切しないイベントもあったので、真剣に作ったアルバムだからこそトークで説明するより、曲を聴いて感じて欲しいというメンバーの意思なのかもと誤解していたところも少しあった。
イベント告知内容が「目覚まし時計」「私物プレゼント」「ポラ撮影」と並列だから質問もそういう感じのノリの趣向かとも思ったし。

逆にメンバーから言えば。
メンバーに面白がって欲しいとか、トークで大切な話はしたくないかも知れないとか、曲について稚拙な質問したら嫌がられるんじゃないだろうか?とか。
本当はメンバーのことを思って書いている軽い感じの質問を読んで、
ファンは音楽的は話は興味がないんじゃないかと誤解しやすいのかも知れない。真面目な話はファンも理解しようと聞きいってしまうけれど、雑談は気楽に盛り上がりやすいし。

圭はファンが面白がっている回答をしようとして頑張って、逆にストレスをためてしまった部分もあるのかな。

しかし、圭の発した言葉は残念なものだった。
kannivalismブログで謝罪の言葉を載せているから本人も悪かったことを気づいていると思う。

本当は音楽的な話をしたい、という言葉は良い。
くだらないイベントはしたくない、という気持ちも悪くない。
ただ、あの発言では、メンバーを思って質問を提出したファン・採用された質問を書いたファンを傷つける。
嬉しいはずのサイン入りポスターも、幸せな記憶ではなく、苦い思い出になる。もしかしたら貰うことを遠慮したファンもいるかも知れない(いないかも。)
質問大会では、難しい話だけでもライトな話だけでも駄目で、音楽に触れる質問、会場を和ませる質問、色々な質問がバランスよくあることで成功するものだと思う。
今回はライトな質問ばかりになってしまったのでくだらなくも思えがちだったが、時々挟まれる面白い質問は、会場を和ませるし、メンバーのより人間的な表情も見えたりする。
だから音楽に関係ないようにみえる質問の価値だって、メンバーもわかっているはず。

ポスターを貰った人は堂々と貰っていいし、自分はあなた方の質問で十分楽しい時間も貰いました。


「質問を選んだ自分らも悪い」と言っていたが、
質問はその場で川本さんが選んでいるように見えた。
では川本さんが悪いのかといえば違うと思う。

音楽の話を伝えたいのであれば、これまでのいくつものインストアイベントで音楽の質問を優先的に選んでいれば、ファンだってメンバーはそういう質問を受け付けてくれるものだと思ってそういう質問を書いた。
メンバー自身が質問を選ぶ時間がなくても、イベント主催者に自分たちは音楽の話をなるべくしたいと打ち合わせ時に本気で伝えておくだけでも違ったはず。
川本さんが司会をしたのは数回だが、前のイベントでも「難しい話は苦手なので」と日常的な話ばかりをした。もしもっと真面目な姿勢を伝えたいと思ってくれるのであれば、その旨を、川本さんにメンバーが言うことだって出来たと思う。
方向は間違っていたかもしれないけれど、司会が上手ではない川本さんも彼なりに盛り上げようと仕事していたと思う。

ファンはアーティストの顔を見ている。
もしくだらないとしか思えない質問が多いなら、それは伝え方が足りなかったということだと思う。
これは圭に対してだけじゃなくて、圭と同じ気持ちを持っている怜にも裕地にも言える言葉。

でもファンが望むなら自分たちが譲歩してくだらない質問にだって応えようというメンバーの態度もやっぱり好きだったりするのでした。

もうひとつ言うと、しょーーもない質問の回答だって大好きだ!


【再度登場したこと】
あのまま出てこないのではなく、伝えようとする努力をしてくれたこと。
言葉は問題もあったし、逆に誤解されることもあったかも知れないけれど、整理されていない感情だとしても伝えようとしてくれたのは、自分としては良かった。


*************************************************


自分の感じ方は自分のものに過ぎません。
勝手に想像している部分も多いです。

正直、まだまとまっていない文章と自分の頭です。

5日のライブ前に掲載したいので、とりあえずこのまま掲載します。

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secret
  • ありがとう
ビスキー 2010/05/05(Wed)07:16:29 編集
はじめまして。
インストのことがとても分かりやすかったです。
私もあちこちで目にしましたが、状況が掴めず、何があったのかも分からず、そしてmixiでは怜がもう日記を書かないと言い出し、周りは混乱するばかりで。
でもこちらを読んで、本当に自分の目で見たかのように状況がリアルに伝わりました。
こうやって吐き出す事に(いろんな誤解を招くかもしれないと)躊躇したり、自分の気持ちを整理するのも大変だったと思います。
でも私は読む事ができて本当に良かったです。
本当にありがとう。
読めて本当に良かった。
  • Re:ありがとう
mojiaru 2010/05/07 20:49
有難うございます。
ちょっと重く書きすぎたかな、という気持ちもあるのですが、
そんなこと言っていただけて有難いです。
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