忍者ブログ
Admin*Write*Comment
ila...
[683]  [682]  [681]  [680]  [679]  [678]  [677]  [676]  [675]  [674]  [673
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

L'Arc-en-Ciel 「DRINK IT DOWN」

この曲のMUSIC VIDEOは素晴らしい!!!

この曲を初めて聴いたのはたぶんツアー「THEATER OF KISS」。
一聴して、かっこいい曲だと思った。
ドラムのyukihiro作曲だが、それにメンバー全員の能力が足されて
勢いと華がありつつダンサブルで切迫感を持った暗さのある名曲となっている。
好みの問題だが、こういう曲は大好きだ。
しかもhydeが非常に気持ちよく楽しんで唄っているのが伝わってくる。
かっこいいだろう?エロいだろう?と問いかけてくるような。


さて、MUSIC VIDEO。

曲自体が良いのは勿論ポイントが高いが。
とりあえず映像を見てほしい。
音楽専門チャンネルならラルクの場合発売前後はかなりの確率で流れている。
どうしても無理な場合は、小さい画面では非常に勿体ないが、
各種音楽配信サイトやYOUTUBEなどで視聴して欲しい。

映像のテーマ自体は、割とこういう音楽にありがちなダークな世界。
メンバーの演奏シーン、モンスターな白人美女、割れる鏡。
言葉で説明するだけで映像が目に浮かぶようなありきたりな内容。
よくあるね、そういうのが好きな人はすごく好き、程度で終わる発想。

だがしかし。

レベルが違うのだ。

こういう使い古されたともいえる題材こそ、
チープにならないよう監督の実力が試される。
その点、このVIDEOは細部にまで配慮が行き届いた素晴らしい作品。

一つひとつあげていくと。
カメラワークが非常に良い。
不安感を煽るべく、不安定なゆれる映像。
しかもアップにしすぎず、かつ被写体に寄るバランス。

ファンならわかると思うが、
ライブで目にするhydeのこの表情!というものが切り取られている。
メンバーを撮る角度が絶妙。
tetsuのコーラスワークの勢いはまさにtetsuの声が聞こえてくるような迫力のあるショット。
kenの斜めに刻まれた演奏映像もポイントとなっている。
何より素晴らしいのはyukihiroのドラムショット!
yukihiroのドラミングは非常にかっこいい。
それを映像で表現するための上から、足元からなど、さまざまなカメラ位置が計算され。
もう、功労者に感謝。カメラマンの方、どなたですか?

そして、映像がお洒落に見えるには音楽との融合が必要。

その点、編集もきちんと楽器の音に対応して細かいところまで気が配られている。
曲の勢いに合わせて様々なアングルを交えて細かいカット割りが成されているのも飽きさせない。

さらに。
ライブを見ていると、
この音のときはhydeではなくて他のメンバーが見たくなる、というような箇所がある。
(実際にはそこまで目が行き届かないことも多いが。)
ギターがピーンと鳴る箇所では、ギターがアップにされたり、
ベースの良い箇所ではtetsuが抜かれたり。
何より、ドラムが細かく刻まれるところでは、yukihiroの腕が見えるのだ。
はっきり言って、文句ない。
さらっと見ると、なんとなくかっこいい映像だね、で終わってしまいかねないが、
せっかくだから是非とも細かい部分を味わいながら何回も見てほしい。


そして、採用された白人女性が美人!!しかも複数!!
これは大切。
やはりモンスターは不健康な美人であって欲しい。
ここは経済力がものをいう部分かも知れないが。
白人モデルなら誰でもいいでしょう?みたいな人選を見るとがっかりする。
しかし、今回の女性達はレベルが高い。
メイクもすごくよく出来ていると思う。

鏡の割れる箇所も、
特に予算が少ないVIDEOだと「鏡割りました!」と高らかに宣言するような使われ方をしてしまうことがある。
しかし、このVIDEOでは効果的に映像を用いつつも、押し付けがましくはしない。



ま、ラルクのメンバーがカッコイイのは当然なんで(笑)。



けれど、ラルクだからと言って毎回VIDEOが素晴らしいわけではない。
4人出演を基本にしつつhydeばかり強調されて他の3人が手を抜かれた撮られ方をしていることもある。
だがしかし、今回はhydeがメインとなりつつ、それぞれのかっこよさがきちんと切り取られている。


この曲はyukihiro作曲ということで、彼の出番がそれとなく多いのも特徴だろうか?
動物ではなくきちんと人間?の女性に囲まれているの笑ってしまった。

あえて気になるところといえば、ラストの4人が倒れているポーズがなんだか不自然に見えなくもないところだろうか?


だがそんなことはどうでもいい。


もう、このVIDEOは、デザインはオーソドックスだが仕立ての良い上質なスーツを見るような。
名作としか言いようのない作品なのだ。


今回、メンバーが企画にどの程度かかわったのかはわからないが。
この監督ムラカミタツヤさんとは是非ともまた仕事をして欲しい。



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
  • 無題
NONAME 2008/04/13(Sun)23:42:35 編集
あたしのこの曲の印象はAWAKE的なdarkな。

コメめちゃ笑いました☆ゆっきぃが女性に囲まれてる←
あの後、そこ場面にくると笑いだしそでっ

ゆっきぃ頑張って作った曲なのにね笑
  • Re:無題
mojiaru 2008/04/14 22:17
最近のアルバム3作だとAWAKE的かも。

この曲は色々フューチャリングユッキーですよね(^^)。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
ラルク と カニヴァ と サッカーと ヴァンプス と バロック と あれ と それ と・・・   その他もろもろミーハーBLOG
  • カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
  • フリーエリア
  • 最新コメント
[12/11 せつき]
[12/10 せつき]
[10/28 ミシャ]
  • 最新トラックバック
  • プロフィール
HN:
mojiaru
性別:
非公開
自己紹介:
メール宛先:ila_kanrininあっとまーくyahoo.co.jp
(あっとまーくを記号に変更して下さい)
  • バーコード
  • ブログ内検索
  • カウンター
  • アクセス解析
Copyright © ila... All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]